- 動画編集をするのが初めてなんだけど、どうやって動画編集ソフトを選べば良いんだろう?
- おすすめを調べてみたけど選び方がピンと来ないなぁ・・・
YouTuberになろうと思ったときに必ず悩むポイントの1つに動画編集ソフト選びがあります。
この記事を読んでいる方の中にも動画編集ソフト選びで悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
この記事では初心者が動画編集ソフトを選ぶ時のポイントとおすすめのソフトをランキング形式でご紹介します。
この記事を読めば動画編集初心者でも「自分に合った動画編集ソフト」を見つけることができます。
初心者におすすめの有料動画編集ソフト4選
ここからは初心者におすすめの有料動画編集ソフトを4つご紹介します。
下記の選ぶポイントを踏まえてランキング形式にしてみました。各ソフトの特徴が一目でわかる比較表も載せておきますので合わせてご覧ください。
選ぶポイントを先に読みたい方はこちら。
有料動画編集ソフト比較表
1位:PowerDirector | 2位:GOM Mix PRO | 3位:Adobe Premiere Pro | 4位:Final Cut Pro | |
---|---|---|---|---|
操作の分かりやすさ | 直感的に操作できる (4.5 / 5.0) | 直感的に操作できる (4.5 / 5.0) | 慣れるまでに時間がかかる (3.0 / 5.0) | 扱いやすい (4.0 / 5.0) |
機能の多さ | エフェクトが豊富 (4.5 / 5.0) | YouTubeに投稿する分には困らない (3.5 / 5.0) | プロも使う多機能さ (5.0 / 5.0) | YouTubeに投稿する分には困らない (3.5 / 5.0) |
必要スペック | ある程度古いパソコンでも問題なし (5.0 / 5.0) | ある程度のスペックがあれば問題なし (4.0 / 5.0) | ハイスペックなパソコンが必要 (2.0 / 5.0) | M1チップ搭載のMacを用意したい (2.5 / 5.0) |
価格 | 16,980円(Ultimate) (4.5 / 5.0) | 3,300円 (5.0 / 5.0) | 28,766円/年 (2.0 / 5.0) | 36,800円 (2.5 / 5.0) |
無料体験の有無 | 無料体験版有・30日間の返金保証 (5.0 / 5.0) | 無料版有・30日のライセンスが420円 (4.0 / 5.0) | 7日間の無料体験 (2.5 / 5.0) | 90日間の無料トライアル (5.0 / 5.0) |
詳細解説 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
1位:PowerDirector

PowerDirectorは日本で最も売れている家庭用動画編集ソフトです。知名度が高いので動画編集ソフトについて調べたことのある方は耳にしたことがあるのではないかと思います。
人気のあるソフトなだけに悪評もちらほら見かけますが、私が触ってみた感覚ではかなり扱いやすいソフトだと感じました。
エフェクトが豊富にあるので選んで配置するだけで本格的な動画が作れますし、ピンとくるエフェクトが無ければ公式サイトからも追加でダウンロードすることができます。
また、低スペックなパソコンでも動く点も高評価です。実際に4年以上前のノートパソコンで動かしてみましたが問題なく動作しました。(CPU Intel Core i5-6200U、メモリ8GB)
数分の動画を編集してみただけなのでもう少しスペックの高いパソコンが理想ですが・・・。
全体的な評価として、初心者がちょっと凝った動画を作りたいという場合にはピッタリのソフトといった印象でした。
PowerDirectorには
- PowerDirector Ultra
- PowerDirector Ultimate
- PowerDirector Ultimate Suite
- PowerDirector 365
この4つの製品が存在します。
おすすめは「PowerDirector Ultimate」か「PowerDirector 365」です。
PowerDirector Ultimateは使える機能が豊富な割に16,980円で購入できるのでかなりコスパの良い商品です。
PowerDirector 365はサブスクリプションの製品で、Ulrimateよりも使用できる画像素材が豊富です。料金も8,480円/年とかなりお手頃なので手を出しやすいです。
無料体験版もありますし動画編集ソフトでは珍しく30日間の返金保証があるので気になった方はまず試してみてはいかがでしょうか。

返金保証は公式サイトからの購入で無いと受けられないので注意してください!
参考リンク:CyberLink ソフトウェア/アプリの返金ポリシーについて
\ 無料体験版はこちら&30日間の返金保証 /
2位:GOM Mix PRO


GOM Mix PROは低価格でありながら使いやすさに長けた動画編集ソフトです。
価格は永久ライセンスで3,300円とかなりのお手頃価格。1万円以上するソフトが多い中、かなり安く入手することが可能です。
機能は高額なソフトに比べると物足りなさを感じますがYouTubeに投稿する動画を作る分にはほとんど困らないと思います。
直感的に操作できるインターフェースが特徴的で、動画編集が始めてだという方でも30分触ればサクサク扱えるようになるでしょう。
無料版もある他、30日のライセンスを420円という超低価格で購入することができるのでGOM Mix PROが自分に合うか不安という方でも気軽に試すことができます。
他のGOM Mix PROをレビューしているサイトの多くには「テキストや画像を2つ以上同時に表示できない」と書いてあることが多いのですが、自分が試した限りでは2つ以上同時に表示させることも可能でした。(元々そうだったのかバージョンアップにより改善されたのかは不明です)
レイヤーは1つしか存在しませんが、重ねて置くことで同時に表示させることができました。
音声ファイルは2つまで同時に再生することができます。動画の音声+BGM+効果音といった動画も作れるので基本的に問題ないでしょう。
メディアファイルは同時に一つしか再生することができないので、1画面で2つの動画を同時に再生したい場合には一度出力して付け足すか別ソフトの購入を検討する必要があります。


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3位:Adobe Premiere Pro


Adobe Premiere Proはプロご用達の人気ソフトです。
どんな動画も作ることのできる多機能さが特徴で、このソフト+Affter Effectsを使いこなせば作れない動画は無いとまで言われるほど。
本格的な動画を作ってYouTubeに投稿していきたい方におすすめのソフトです。
ネックになるのが価格とソフトの重さです。価格は28,776 円/年とかなりの高価格。ソフトもかなり重く、最低でもCore i7とメモリ16GBが要求されます。
また、動画編集を始めてする方にとっては少々難易度が高いので、まずは上記のPowerDirectorやGOM Mix PROで慣れてからAdobe Premiere Proを購入することも検討した方が良いでしょう。
ソフト自体のポテンシャルはかなり高いです。YouTubeを起点として映像制作を仕事にしていきたいという方は是非扱えるようにしておきたいソフトになります。
4位:Final Cut Pro


Final Cut Proはインターフェースが分かりやすく初心者でも扱いやすい動画編集ソフトです。
YouTubeにアップする動画を作る上では基本的に困ることは無いでしょう。
YouTuberにも人気が高く、HIKAKINさんもFinal Cut Proを使っていた経験があります。
ただし料金が36,800円ととても高価で、Macでしか使えない点は注意する必要があります。使い心地は良いものの、価格とMac限定というところで今回はこの順位に落ち着きました。
90日間の無料トライアルができるので、Final Cut Proが気になる方は必ず無料トライアルで使い心地を確認しましょう。他ソフトも同時に試してみて本当にFinal Cut Proが一番しっくりくるのかも確認しておくとより良いです。
初心者におすすめの無料動画編集ソフト3選



なるべくコストを減らしたいから無料の動画編集ソフトを使いたい
こういった方もいるでしょう。
ここでは無料の動画編集ソフトからおすすめのソフトを3つご紹介します。
無料のソフトは機能性が有料ソフトに劣っていたり操作の難易度が高かったりしますが、初心者が動画編集に慣れるまでの繋ぎとしては十分な性能のソフトも存在します。



初期費用を抑えたいという方は無料のソフトから始めてみて、慣れてきたら有料ソフトに切り替えましょう!
無料動画編集ソフト比較表
1位:ゆっくりMovieMaker4β | 2位:iMovie | 3位:AviUtl | |
---|---|---|---|
操作の分かりやすさ | 直感的に操作できる (4.5 / 5.0) | 直感的に操作できる (4.5 / 5.0) | プラグインの追加が必須 初心者には扱いづらい (1.5 / 5.0) |
機能の多さ | ゆっくり動画制作に特化した性能 普通の動画も作りやすい (4.0 / 5.0) | 簡単な動画なら問題なく作れる (3.5 / 5.0) | プラグインで機能を追加できる (5.0 / 5.0) |
必要スペック | ある程度古いパソコンでも問題なし (5.0 / 5.0) | ある程度のスペックがあれば問題なし (3.5 / 5.0) | ある程度古いパソコンでも問題なし (5.0 / 5.0) |
価格 | 無料 商用利用の際にはライセンスの購入が必要 (4.5 / 5.0) | 無料 (5.0 / 5.0) | 無料 (5.0 / 5.0) |
詳細解説 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
1位:ゆっくりMovieMaker4β


主に音声読み上げ動画を作成する際に使われるソフトですが、それ以外の動画でも問題なく使えます。
カット・字幕・倍速など使いたい機能は一通り揃っており、動作も非常に軽いです。インターフェースもとても見やすいので初心者でも簡単に操作することができるでしょう。
レイヤー数も上限が無いので使いづらさを感じることもありません。
ゆっくり動画を作りたい方はもちろんのこと、動画編集をやってみたいすべての初心者の方におすすめできるソフトです。
欠点はMacでは使えない点と商用利用の際にはAquesTalkの商用利用ライセンスを購入しなければいけない点の2つ。
ゆっくりMovieMaker4βはWindows10専用のソフトとなっており、Macへの対応予定もないようです。
また、ソフト内では音声合成ソフトのAquesTalkを簡単に使える機能があるのですが、AquesTalkの商用利用にはライセンスの購入が必要になります。
動画内でAquesTalkを全く使用しない場合でもライセンスの購入は必要なので将来的に商用利用がしたいという場合は別のソフトも検討する必要があります。
とはいえ収益化できるまでの繋ぎとしては十分に役立ってくれるでしょうし、ライセンスも7000円程で購入できるので収益化できるようになってから考えても大丈夫でしょう。
2位:iMovie


普段Macを使っているという方はiMovieから始めてみるのもおすすめです。
iMovieはMacユーザーなら無料で使うことができ、テキスト周りに若干の不便さは感じるものの全体的に使いやすくまとまっているソフトです。
簡単な動画ならサクッと作れる反面、複雑な動画を作ろうと思ったときには機能の少なさが目立ちます。
入門用のソフトとしては十分ですが、慣れてくるにつれて有料ソフトの購入も検討しましょう。
iMovieはWindowsでは利用することができません。上記のゆっくりMovieMaker4βや下記のAviUtlを使いましょう。
3位:AviUtl


AviUtlは難易度は高いですが高額有料ソフトにも引けを取らない豊富な機能が魅力のソフトです。
有志が作成したプラグインを導入することによって機能をカスタマイズすることができるのが特徴で、カスタマイズを繰り返していけば自分好みの動画編集ソフトを作り上げることができます。
反面デフォルトの状態ではかなり不便です。インストールしてすぐに動画編集開始、というのは難しいでしょう。
プラグインはほぼすべての人が使えるような汎用的なものから特定のソフトとの連携を助けてくれるニッチなものまで豊富にあります。
長年愛されてきたソフトなので情報は多く、初心者向けの記事や動画もたくさん見つかります。まずはそういったものを参考にじっくりカスタマイズしてみましょう。
初心者が動画編集ソフトを選ぶ時のポイント
動画編集ソフトには手軽に使えるソフトから複雑な機能が盛りだくさんのソフトまで、様々なソフトがあります。
「プロが使っているから」という理由でソフトを選ぶと初心者には扱いが難しすぎるといったことが起こる可能性も。
ここからは初心者が動画編集ソフトを選ぶ時に気を付けなければいけないポイントを見ていきましょう。
基本的な操作が直感的にできるか
初心者にとって操作のしやすさは重要視すべきポイントです。
初めは動画のカット・字幕・倍速などの編集から慣れていくことになりますが、ソフトによってはこれらの操作が分かりづらいことがあります。
挫折の原因にもなるので、なるべく直感的に操作できるソフトを選ぶことが重要です。
有料の動画編集ソフトでも無料体験ができることが多いので、そういったものを活用して自分に合う動画編集ソフトを見つけましょう。



失敗したくない方は複数のソフトを最低でも30分ずつ触ってみることをおすすめします!
必要な機能が搭載されているか
動画編集ソフトには様々な機能が搭載されています。
基本的な編集機能はもちろんのこと、ソフトによっては簡単にエフェクトを掛けたり特定のオブジェクトだけ切り抜いたりと、より動画編集を楽にする機能が搭載されていることもあります。
やりたいと思ったことが簡単にできるようになるべく機能の多いソフトを選びたいです。
しかし、あまりに多機能すぎると初心者では混乱してしまう恐れも。動画編集をするのが初めてという方はプロしか使わないような高度な機能が多く搭載されているソフトは避けるのが無難です。



高額なソフト程プロ向けな場合が多いです。
初心者の方は安価なソフトから挑戦してみましょう。
ある程度のスペックのパソコンでも動くか
パソコンで動画編集をする場合に限りますが、動画編集ソフトの軽さも非常に重要です。
動画編集はとてもパソコンに負担のかかる作業で、編集の内容によっては30万~40万円するパソコンが必要になる場合もあります。
しかし、パソコンにそんなお金をかける余裕がないという方がほとんどなのではないかと思います。
今回は20万円程のパソコンのスペックでも十分に動くソフトも紹介しています。今所持しているパソコンや購入予定のパソコンのスペックと見比べながら選んでみてください。
無料トライアルや無料版で使い心地を確認しよう
これから動画編集ソフトの評価を書いていきますが、初心者の方は書いてある文章を読んでもイマイチ理解できない場合もあるでしょう。
そんな時は無料トライアルや無料版で使い心地を実際に確認することをおすすめします。
- 自分の持っているパソコンで動くのか
- 操作感が自分に合っているか
- 使いたい機能が揃っているか
実際にソフトを使ってみないと分からないことは多いです。
特に自分の持っているパソコンで動くのかはとても重要で「ソフトを買っていざ動画編集をしようとしたらカクカクで何もできなかった」では話になりません。
各ソフトに推奨環境は記載されていますがパソコンを使っている年数などでも環境は変わりますので必ず確認しましょう。